Webエンジニアの「たんてぃ」です。
今はプログラミングを職業にしていますが、前職では地方自治体の公務員でした。
そこで、公務員時代に辛すぎた体験談をまとめることにしました。
これから公務員になろうとしている方、現在公務員で日々の業務に絶望している方などに参考になれば幸いです。
それではいってみましょう!
スキルが身につかない
住民からの電話対応
公務員はお客さんを選べません。
老若男女問わず、いろんな電話がかかってきます。
基本、感謝されることはなく、クレームの電話も多くあります。
中でも辛かったのが、知事の失言に関するクレーム。
自分が言ったわけでもないことに対して言われるクレームに、なぜ謝罪しなければならないのか。
この時は、本当に仕事を辞めたくなりました。
時代遅れのFAX
最近はLINEが当たり前。
おじいちゃん・おばあちゃん・小学生も当たり前のようにLINE使ってませんか?
行政は高齢者に配慮してFAXをいまだに使っています。
FAXは送信間違いや手間が大きくデメリットだらけ。
これが改善されないのは、売上を上げるといったノルマがないのが理由ですね。
最初見た時は呆れて空いた口が塞がりませんでした。
紙の申請用紙の転記
高齢者に配慮し、紙での申請用紙が根強く残っています。
紙での運用は以下のデメリットがあります。
- 保管が大変
- PCへの転記作業が発生
- 印刷コストがかかる
この転記作業のために、時間外労働をすることも多々ありました。
しかし、単純作業すぎるために、サービス残業をする職員がほとんどでした。
本当に不毛な時間でしたね。
知事や議員の言いなり
私が公務員になった理由は、「住民の役に立ちたい」でした。
しかし、働き始めてから、「住民のため」ではなく「知事や議員のため」に仕事をすることに気づきました。
「知事に怒られないように」、「議員に怒られないように」…
そんなことを気にしていて住民の役にたつ施策ができるはずもありませんでした。
裁量がない
「観光事業に携わりたい」と夢見ていましたが、公務員はミスをしないことが大前提。
減点方式で採点されるため、新しいことをするのを嫌います。
そんな人たちが上司になっているため、非常に保守的な立ち回りをします。
そのため、部下である若手は締め付けられ、自由を奪われます。
まるで首輪に繋がれた犬のように…
まとめ
以上、「公務員やめたい…辛すぎる理由3選」について説明してきました。
- スキルが身につかない
- 知事や議員の言いなり
- 裁量がない
「公務員は安定」と聞いたことがあるかもしれません。
しかし、それは昭和時代のマインドブロックです。
令和時代の公務員は、待遇も肉体も精神も安定しません。
私は、将来こんな仕事を続けていては人として腐っていくと思ったので、Webエンジニアに転職しました。
Webエンジニアになるまでの歩みについては別記事で解説予定です。
ぜひ参考にしてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!